どのようなゲームを作れる？
ゲームを作りたいと思った時に、どのようなゲームを作るか迷う人がいるかもしれません。それもそのはず、ゲームにはたくさんの種類があるからです。では、Pythonを使うと何のゲームが作れるのでしょうか。以下では制作例などを紹介しています。
Pythonで作れるゲームの例
さまざまなゲームの制作に用いられているPython。特に、シンプルなゲームを作るのに向いているといわれています。たとえば、OXゲームやパズルゲーム、ピンポンゲームなどです。ルールが簡単でわかりやすく、複雑な動作を使用せずに制作できます。また、2DレトロゲームもPythonで作れるゲームの一つです。テトリスやインベーダーゲームなどは平面で完結できるので、初心者にとって制作しやすいでしょう。そのほか、Pythonが適しているゲームの種類はボードゲームです。オセロのような代表的なゲームだけでなく、工夫次第でオリジナル性を加えて楽しみながら作れます。
ゲーム制作のアイディア
まず、ゲームを制作する前に大事なことがあります。それは、何を作るか、ゴール設定はどうするか、どのようなルールのゲームを作るかといった3点です。これらを決めておかないと、後々軸がぶれてしまい、完成が遠のく要因になりやすいので注意しておきましょう。
以上を踏まえてアイディアを形にしていきます。具体的なアイディアが湧かない人は、サンプルコードを検索して探す方法がおすすめです。世界中の人が試作品とサンプルコードを公開しており、参考になります。試作品をプレイしてみると、どのようなゲームが作れるのか想像しやすいでしょう。
ほかにもPythonが得意とする、AI（人工知能）や画像の解析をゲームの一部に加えるのも面白いかもしれません。しかし、初心者はまず完成させることを目標にし、完璧を目指さないことが大事です。簡単だと思うほどのミニゲームから始めると良いでしょう。ぜひ、楽しみながら作ってください。
完成したゲームを公開してみる
ゲームを作ったあとは、自身や友人間で楽しむほか、Web上での公開もできます。公開することで得られるメリットの一つは、交流が広がることです。感想やフィードバックをもらえたり、ほかのゲーム制作者と知り合うきっかけになったりとコミュニケーションの機会が増えていくでしょう。
公開する方法は、自作ゲームを対象としたサイトにアップする、自分のブログサイトを作りアップするなどです。自作ゲームを公開できるサイトは複数あり、それぞれ特徴が違います。たとえば、完成したゲームと似たジャンルが多いサイトにアップするといったように、自分と合うものを選ぶと良いでしょう。一方で、自分のブログを作り公開する方法は、就活のポートフォリオサイトに活用できます。また、アウトプットの場として自由に使うことも可能です。少々費用はかかる場合がありますが、低コストで勉強できます。いずれ、あなたの作ったものが、ゲームを作りたい人の参考になるかもしれませんね。
